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花王が新たな蚊対策の技術を開発したことについて【個人の感想】
花王さんが蚊対策の研究をしていることについて
本記事は、花王株式会社(Kao Corporation)様の以下のNEWS記事について、ポイントと感想を述べています。
花王株式会社(Kao Corporation)ホームページより引用
著者:リマレ
自己紹介:
コロナ禍のダイエット経験を期に健康や生産性をこよなく愛するようになったサラリーマンブロガー。
生産性を上げたり健康的な生活を送るアイテムやツールを紹介しています。
花王さんといえば、洗剤やシャンプー、化粧品、愛の劇場など(古っ!)多岐にわたるヒット商品を生み出しているメーカーさんであることはご存知だと思います。
そんな花王さんが、なんと蚊対策に関する新技術を開発したそう!
え?なんで花王さんが!?
と私は思ってしまったのですが、調べていると、他にも蚊対策の研究をされていました。
花王株式会社(Kao Corporation)ホームページより引用
しかも、タイで蚊対策アイテムを販売し、蚊から未来のいのちを守る「#GUARD OUR FUTURE」プロジェクトを立ち上げられていました。
花王株式会社(Kao Corporation)ホームページより引用
花王さん、大変失礼いたしました。
筆者は世の中の蚊に悩む方へ、蚊対策の記事を執筆しており、主に大日本除虫菊株式会社(キンチョー)さんやアース製薬株式会社さんの「蚊除けスプレー」をおすすめしています。
詳細は後述するのですが、花王さんの新技術は今までの前提を覆す驚くべき技術であり、花王さんならではのアイデアだと思いました。
蚊を撃退するために殺虫成分を使用せず、界面活性剤を使用するのも花王さんならではの発想!
これは蚊対策ブロガーとして紹介せずにいられないので、私なりにポイントを踏まえて解説します。
界面活性剤を使用した新技術のポイント
花王さんは、理化学研究所と共同で、界面活性剤水溶液を蚊に付着させることで、蚊の飛行を妨げ、落下させることができる技術を開発しました。
この技術は、従来の殺虫剤とは異なる作用を持つため、耐性が少なく、蚊の駆除に使用できることが期待されています。
蚊の羽は、非常に細かい凹凸で構成されており、水をはじくことができる。すごいですよね。
しかし、界面活性剤水溶液を蚊に付着させると、界面活性剤が蚊の羽に吸着し、水分子と混ざり合います。
これにより、蚊の羽の表面張力が低下し、水を吸収しやすくなって、飛行することができなくなり、落下してしまうというわけです。
花王さん、すごいこと考えるもんだ
また、界面活性剤水溶液は、蚊の気門を覆うことで、蚊をノックダウンさせることもできます。
気門は、蚊が呼吸するために必要な器官なので、界面活性剤水溶液が気門を覆うと、蚊は呼吸ができなくなり、ノックダウンするとのこと。
しかもこの技術は、従来の殺虫剤とは異なる作用を持つため、蚊が耐性を獲得しにくいという利点があります。
また、殺虫剤を使用しないため、環境への負荷が低いことも◎
この技術は、蚊を媒介することで発症する病気の予防や、蚊の駆除に役立つと期待されています。
まとめるとこうなります。
- 蚊に界面活性剤水溶液を付着させる。
- 界面活性剤水溶液が蚊の羽に吸着し、水分子と混ざり合う。
- 蚊の羽の表面張力が低下し、水を吸収しやすくなる。
- 蚊が飛行することができなくなり、落下する。
- 界面活性剤水溶液が蚊の気門を覆う。
- 蚊が呼吸ができなくなり、ノックダウンされる。
界面活性剤は、主に洗剤に含まれている成分なので、安心感がありますね!
以上が花王さんの蚊対策に関するNEWSの解説でした。
私見
世界で最も人のいのちを奪っている生き物は何かご存知でしょうか?
人?ライオン?
正解は、蚊です。
世界で最も人を殺している生き物ランキング
1位 蚊 (83万人)
2位 人間(58万人)
3位 ヘビ(6万人)
※数字は2015年のものです。
マラリア・ノーモア・ジャパン様newsletterより引用
たかが蚊と侮ることなかれ、花王さんの取り組みは素晴らしいものだと思います。
世の中から蚊の悩みが減ることを心から願っています。
夜の蚊対策をまとめています。参考になれば幸いです
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